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CDMP スペシャリスト試験ガイド

試験概要

Practitioner(70%以上)とMaster(80%以上)には、Fundamentals試験に加えてSpecialist試験2科目の合格が必要です。

20
問題数
選択式(4択)
25
制限時間(分)
1問あたり75秒
2
受験科目数
Practitioner/Masterに必要
7
選択可能科目数
自由に2科目を選択
Associate
60%以上
Fundamentals試験のみ
Specialist試験は不要
Practitioner
70%以上
Fundamentals 70%以上
+ Specialist 2科目合格
Master
80%以上
Fundamentals 80%以上
+ Specialist 2科目合格

時間管理戦略

75秒
1問あたりの持ち時間
(25分 ÷ 20問)
60秒
目標ペース(1問)
残り5分で見直し時間確保
戦略: 最初は全問を60秒ペースで解き(20分)、残り5分で迷った問題を見直す。確信のある問題は即答し、迷う問題はとりあえずマークして次へ進む。

科目別 重点学習ポイント

クリックすると重点学習ポイントが展開されます。

Data Governance Specialist
データガバナンス
難易度:
  • ガバナンス組織の設計(Council / Steward / DGO の役割分担・責任)
  • ガバナンス成熟度モデルの詳細(Level 1〜5 の特徴)
  • ポリシー・標準・手順・ガイドラインの階層構造
  • Change Management戦略(組織変革の進め方)
  • ガバナンス指標(KPI)の設計と測定方法
  • Centralized / Federated / Hybrid モデルの使い分け
  • Data Stewardshipプログラムの設計・運営
Data Quality Specialist
データ品質
難易度:
  • データ品質の6次元(+ 拡張版の8次元)の詳細定義
  • DQ問題の根本原因分析(RCA)手法
  • データプロファイリングの詳細手法(列プロファイル・関係プロファイル)
  • データ品質 SLA / KPIの設定と運用
  • DQプログラムの運営(組織・プロセス・ツール)
  • 1:10:100の法則の実務適用
  • データ品質ルールの分類(完全性・一意性・整合性等)
Data Modeling & Design Specialist
データモデリングと設計
難易度:
  • 高度な正規化理論(BCNF, 4NF, 5NF)の定義と適用
  • データモデルの品質評価(可読性・柔軟性・正確性)
  • Reverse Engineering手法(DDLからモデル生成)
  • 各種ERD記法の詳細(IE記法・IDEF1X・UML)
  • データモデルガバナンス(変更管理・バージョン管理)
  • ノンリレーショナルDB(グラフ・ドキュメント型)のモデリング
  • 概念・論理・物理モデルの整合性管理
Metadata Management Specialist
メタデータ管理
難易度:
  • メタデータ標準(Dublin Core 15要素・ISO 11179)
  • メタデータアーキテクチャの設計(集中型・分散型・ハイブリッド)
  • データカタログの実装戦略(アクティブ型・パッシブ型)
  • データリネージの実装方法(技術リネージ・ビジネスリネージ)
  • メタデータ成熟度評価モデル
  • Business GlossaryとData Dictionaryの関係・統合
  • メタデータ収集の自動化(クローリング・スキャニング)
Master Data Management Specialist
参照・マスターデータ管理
難易度:
  • MDMプログラムの計画・実装(ロードマップ設計)
  • 名寄せ(Entity Resolution)アルゴリズムの詳細
  • ファジーマッチング・確率的マッチングの違い
  • MDMスタイル(Registry / Consolidation / Coexistence / Centralized)の選択基準
  • 生存ルール(Survivorship Rules)の設計
  • マスターデータのガバナンス(Stewardship・承認フロー)
  • MDMとデータ品質・メタデータ管理の統合
DW & BI Specialist
データウェアハウジングとBI
難易度:
  • ディメンショナルモデリングの応用(ファクトテーブル設計・粒度設計)
  • SCD Type 1〜6 の詳細と適用場面
  • BIアーキテクチャパターン(セルフサービスBI・組み込みBI)
  • OLAP操作の詳細(Slice, Dice, Roll-up, Drill-down, Pivot)
  • DWH最適化技術(パーティショニング・マテリアライズドビュー)
  • Inmon vs Kimball の詳細比較
  • Descriptive / Diagnostic / Predictive / Prescriptive Analytics の実装
Data Integration & Interoperability Specialist
データ統合と相互運用性
難易度:
  • ETL/ELT設計パターン(並列処理・エラーハンドリング)
  • データ品質チェックの統合(ETLパイプライン内)
  • CDCの詳細実装(ログベース・タイムスタンプ・トリガー)
  • マイクロサービス・APIの統合設計(REST / GraphQL)
  • データ統合アーキテクチャの評価(Hub-and-Spoke vs P2P vs Pub/Sub)
  • データ変換・マッピングの標準化
  • リアルタイムvs バッチの選択基準

科目選択の戦略

職種別推奨科目組み合わせ

職種推奨の第1科目推奨の第2科目理由
データガバナンス担当 Data Governance MDM ガバナンス設計の全体像を深められる
データエンジニア Data Integration DW & BI パイプライン設計とDWH構築に直結
データアナリスト Data Quality Metadata データの信頼性評価と発見に必要
データアーキテクト Data Modeling Data Governance 設計とガバナンスの両輪を習得
データスチュワード Data Governance Data Quality Stewardshipの実務に最も直結
BIエンジニア DW & BI Metadata DWH設計とデータカタログ活用に必要
CDO / データ戦略担当 Data Governance Data Quality 組織全体の戦略策定に必要な知識

得点しやすさで選ぶ

Fundamentals試験でスコアが高かった(75%以上)トピックをSpecialist科目として選択するのが最も安全な戦略です。

  • 💡
    スコアシートを確認:Fundamentals結果でトピック別スコアを確認し、最も高かった2トピックを選択
  • 💡
    実務経験との一致:日常業務で最も接している領域は知識が定着しやすい
  • 💡
    勉強時間を考慮:Data Modeling & DesignはSpecialistで最も難易度が高いと言われる(正規化理論が深い)

推奨学習順序タイムライン

Fundamentals合格後、Specialist試験に向けた標準的な学習スケジュール(1科目あたり)。

Week 1〜2
Fundamentals の該当トピックを深掘り
概要.md + 練習問題.mdを完全にマスター。FundamentalsはOverview、SpecialistはActivities・Tools・Techniques・Metricsまで詳細に
Week 3〜4
DMBOK 該当章を精読
各章のActivities(活動)・Tools(ツール)・Techniques(技法)・Metrics(指標)まで詳細に学習。単語を覚えるだけでなく「なぜそうするか」を理解する
Week 5
実務との紐付け
試験は「実際の組織でどう適用するか」を問う問題が多い。自社の実務経験を言語化し、知識と紐付けて整理する
Week 6
20問形式で時間管理練習
25分 / 20問 = 1問あたり75秒。60秒ペースで解く練習を繰り返す。時間プレッシャーに慣れることが重要

Specialist試験 学習方法の詳細

Step 1: Fundamentalsの深掘り

各トピックの概要.md と練習問題.md を完全にマスターすること。SpecialistはFundamentalsの知識が前提。

Activities
Tools
Techniques
Metrics

Specialist試験では上記4領域からの出題が中心。「何をするか(Activities)」だけでなく「どのツール・技法を使い・何で測定するか」まで問われる。

Step 2: DMBOK 精読のポイント

学習レベル読む範囲目的
Fundamentals各章の概要・定義用語と概念の理解
SpecialistActivities・Tools・Techniques・Metrics まで実務適用力の習得

Step 3: 実務経験の言語化

  • 📝
    自社でのデータ品質問題を DMBOK の用語で説明してみる
  • 📝
    過去に参加したデータプロジェクトを DMBOK の活動・技法で分類する
  • 📝
    「自社ではどのMDMスタイルを使っているか」「なぜそれを選んだか」を言語化する
  • 📝
    実務での判断をDMBOKの原則(Business-driven / Prevention / Incremental)と照合する

Step 4: 時間管理の練習

60秒
目標ペース(1問)
これで全問解いて5分の余裕
即決
知っている問題
30秒以内に解答して次へ

迷う問題は一旦マークして次へ進む。時間が余ったら戻って再考する。最初の直感を過度に変えないことも重要。