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データセキュリティ

Data Security — DAMA-DMBOK Chapter 7

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データセキュリティとは

データのプライバシー・機密性・整合性・可用性を確保するための計画・方針・手順の策定と実施。

C
Confidentiality
機密性
権限のある人のみがデータにアクセスできる
I
Integrity
整合性
データが正確で改ざんされていない
A
Availability
可用性
必要な時にデータが利用できる
CIAトライアド — データセキュリティの最重要概念
データ分類(Data Classification)— 機密レベル
🔴 Top Secret / 極秘
国家機密・最高機密情報
🟠 Confidential / 機密
役員の報酬情報・M&A情報
🔵 Internal / 社内限
社内ポリシー・組織図
🟢 Public / 公開
プレスリリース・製品カタログ
ビジネス向け分類: PublicInternalConfidentialRestricted
アクセス制御モデル(Access Control)比較
モデルフルネーム制御の主体特徴・用途
RBAC Role-Based Access Control 役割(Role) 最も一般的。役割(manager/analyst等)に権限を割り当て
ABAC Attribute-Based Access Control 属性(部門・時間等) 柔軟な条件設定可。「営業部門かつ平日9-18時のみ」等
DAC Discretionary Access Control データオーナー オーナーが自分で権限を設定。Unixのファイル権限等
MAC Mandatory Access Control システム(強制) 政府・軍・機密情報向け。システムが権限を強制
🎯 試験ポイント:RBAC = 最も一般的なアクセス制御モデル
データ保護技術の比較
技術英語名逆変換主な用途キーポイント
暗号化 Encryption 可能(鍵必要) 保存・転送データの保護 AES(対称)、RSA(非対称)
データマスキング Data Masking なし テスト・開発環境用 本番データを偽データに置換
匿名化 Anonymization 不可逆 統計・公開データ 個人特定不可能。復元できない
仮名化 Pseudonymization 可逆 GDPR準拠 識別子を仮名に変換。元に戻せる
トークン化 Tokenization 可能(対応表) PCI DSS準拠 機密データをトークンに置換
⚠️ 最頻出:匿名化(不可逆) vs 仮名化(可逆)の違いを必ず覚える!
セキュリティポリシーの階層
📋 ポリシー(Policy)
「何をすべきか」の方針。経営層が承認。例:「機密データは暗号化する」
↓ 具体化
📐 標準(Standard)
「どの技術・レベルで」の基準。例:「AES-256暗号化を使用する」
↓ 詳細化
📝 手順(Procedure)
「どうやって」の具体的な作業手順。例:「AWS KMSを使って鍵管理する手順」
主要プライバシー規制
規制地域対象
GDPR EU 個人データ保護(欧州)
CCPA カリフォルニア州 消費者プライバシー
HIPAA 米国 医療情報
PCI DSS グローバル クレジットカード情報
個人情報保護法 日本 個人情報全般
GDPR プライバシーの権利
  • アクセス権(Right of Access)
  • 削除権(Right to be Forgotten) ← 最頻出
  • 訂正権・データポータビリティ権
  • 処理の制限権
データセキュリティのガバナンス役割
👔
CISO
Chief Information Security Officer
情報セキュリティ戦略の統括
⚖️
DPO
Data Privacy Officer
GDPRでは必須。プライバシー管理
🔍
Security Analyst
脅威分析・インシデント対応
DAM(データベース活動監視)

⚡ 試験直前ポイント

CIAトライアド
文字名称内容
CConfidentiality(機密性)アクセス制御(権限者のみ)
IIntegrity(整合性)正確性・改ざん防止
AAvailability(可用性)必要な時に利用可能
アクセス制御モデル
モデルキーワード
RBAC役割ベース(最も一般的
ABAC属性ベース(部門・時間等)
DACオーナーが設定
MACシステム強制(政府向け)
データ保護技術
技術逆変換用途
暗号化可能(鍵)保存・転送
マスキングなしテスト環境
匿名化不可逆統計・公開
仮名化可逆GDPR準拠
トークン化可能(対応表)PCI DSS
主要規制キーワード
規制キーワード
GDPREU個人データ保護。削除権 = Right to be Forgotten
PCI DSSクレジットカード情報保護
HIPAA米国医療情報
スコア: 0 / 6 問正解
Q1.データセキュリティのCIAトライアドにおいて、「権限のある人のみがデータにアクセスできる」ことを保証する要素はどれか?
A) Confidentiality(機密性) — 権限のある人のみがアクセスできること。I = Integrity(整合性)、A = Availability(可用性)。
Q2.本番データを開発・テスト環境で使用するために、実際の値を偽データに置換する技術はどれか?
B) データマスキング — テスト・開発環境向けに本番データを偽データに置換。逆変換はできない。
Q3.匿名化(Anonymization)と仮名化(Pseudonymization)の最大の違いはどれか?
B) 匿名化は不可逆・仮名化は可逆 — GDPRでは仮名化データも「個人データ」として扱われる。匿名化は完全に個人特定不可。
Q4.役割(Role)に基づいてアクセス権限を管理するアクセス制御モデルはどれか?
C) RBAC(Role-Based Access Control) — 最も一般的。役割(manager/analyst等)に権限を割り当て、ユーザーに役割を付与する。
Q5.GDPRにおける「削除権(Right to Erasure)」の別名はどれか?
B) Right to be Forgotten — GDPR Article 17。個人が自分のデータの削除を要求できる権利。
Q6.クレジットカード情報の保護に特化したセキュリティ標準はどれか?
D) PCI DSS — Payment Card Industry Data Security Standard。クレジットカード情報保護の国際標準。