模擬試験1

PCDE 模擬試験 1(本番形式・50 問)

試験: Google Cloud Professional Cloud DevOps Engineer (PCDE) 対応版: 2024-2025 改訂版(Infrastructure Manager GA / Cloud Workstations GA / Cloud Service Mesh / Software Delivery Shield / Managed Service for Prometheus / Gemini Code Assist & Cloud Assist 反映)


形式について

本模擬試験は 本番の出題形式と時間配分を可能な限り忠実に再現 したものです。

項目
制限時間 120 分(2 時間)
問題数 50 問
1 問あたり想定時間 約 144 秒
合格基準(目安) 35 問以上(70%)正答
問題形式 4 択 / 5 択 / 複数選択(3 つ選びなさい 等)
ケーススタディ 各問題内に独立シナリオが提示される(固定 PDF はなし)

出題比重

# セクション 比重 問題数
1 Bootstrapping & maintaining a Google Cloud organization ~20% 10 問
2 Building and implementing CI/CD pipelines ~25% 13 問
3 Applying site reliability engineering practices ~18% 9 問
4 Implementing observability and troubleshooting ~25% 12 問
5 Optimizing performance and managing cost ~12% 6 問
合計 100% 50 問

受験ルール(推奨)

  1. 静かな環境で 120 分のタイマー をセットし、中断なしで解く
  2. 1 問ごとに 解説 (<details>) を開かない。全 50 問を解き終えてから採点
  3. 自信のない問題には 付箋(マーク) を付け、残り時間で見直す
  4. 計算問題は紙とペンを使い、暗算に頼らない(特に SLO / Error Budget)
  5. 「最も Google 推奨」「最も低コスト」「最も少ない運用負荷」 を問う問題では、複数選択肢が技術的に動作する可能性があることに注意

自己採点ルール


問題本体

問題 1

シナリオ: グローバル小売チェーン Cymbal Retail は、新たに Google Cloud Organization を立ち上げ、北米・欧州・アジアの 3 リージョンで本番ワークロードを展開する計画です。各リージョンには production / non-production / development の環境が必要で、共通の Shared VPC / 監査 Sink / Org Policy を中央 Platform チームで管理したいと考えています。Foundation を Google 推奨のベストプラクティス で短期間に構築したいです。

質問: 最も適切な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「Deployment Manager で IaC」は古いベストプラクティス。現在は Infrastructure Manager(Terraform マネージド実行) が公式推奨。

関連: §1 組織と基盤 — Foundation Blueprint


問題 2

シナリオ: ベルリンに本社を置く決済 SaaS Lumen Pay は、EU 域外(特に US リージョン)に顧客データを保存することを禁じる規制下にあります。複数の開発者が誤って us-central1 にリソースを作成するインシデントが続いており、技術的に防止したい一方、本番 Folder への適用前に 既存リソースへの影響を見える化 してから本適用したいです。

質問: 最も適切な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「データ常駐」= gcp.resourceLocations + Dry Run。VPC SC と混同しない。

関連: §1 Org Policy / データ常駐


問題 3

シナリオ: 医療系スタートアップ MediCare は、GitHub Actions から Google Cloud の本番 GKE クラスタへ自動デプロイを行いたいと考えています。社内セキュリティ部門は 「SA キー JSON を一切使用してはならない」 と要求しており、iam.disableServiceAccountKeyCreation Org Policy も適用予定です。

質問: 最も Google 推奨の認証方式はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「キーなしで外部 CI から GCP 認証」= WIF 一択。

関連: §1 Service Account / §2 WIF


問題 4

シナリオ: 製造業 Toyobashi Industries は、複数の工場(オンプレ)と Google Cloud を Dedicated Interconnect で接続し、共通 Shared VPC で運用しています。Platform チームは「サブネットレンジを工場跨ぎで重複させない」「人事異動に強い IAM 設計」「監査ログを Org レベルで集約」を実現したいです。

質問: 3 つ を選んでください(複数選択)。

選択肢:

解答と解説

正解: A, B, C

解説:

ひっかけポイント: 「人事異動に強い」= Group ベース。「全社ログ集約」= Aggregated Sink + --include-children

関連: §1 IAM 設計原則 / Aggregated Sink


問題 5

シナリオ: SaaS 企業 Stratosphere は、GKE Standard クラスタで顧客の機微情報を扱うサービスを運用しています。CIO から次の要件が出されました:(1) データ暗号化鍵をユーザー側で管理、(2) FIPS 140-2 Level 3 相当の HSM レベル、(3) 鍵をローテーションした場合に即時アクセス停止が可能

質問: 最も適切な構成はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: 「FIPS 140-2 Level 3」= Cloud HSM が即答。

関連: §1 データ常駐性 / Cloud KMS 保護レベル


問題 6

シナリオ: ヘルスケア SaaS Vitalink は、Infrastructure as Code を GCP マネージド で運用したく、Terraform State の管理・ロック・履歴を自社で運用したくありません。Apply の実行は GitHub PR マージで自動化し、変更レビューも残したいです。

質問: 最適なサービスはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「GCP マネージド Terraform」= Infrastructure Manager。Cloud Build + GCS の自前 State は古い手法。

関連: §1 IaC 選定


問題 7

シナリオ: Cymbal Trading は GKE Fleet で複数クラスタ(dev / staging / prod)を運用し、Git を信頼源としたデプロイ(GitOps) を実装したいです。Platform チームはクラスタ全体の共通リソース(Namespace / Role / NetworkPolicy)を、アプリチームは自分の Namespace 内のリソースをそれぞれ管理したいです。

質問: 最も適切な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: RootSync = Platform、RepoSync = Namespace(アプリチーム)。

関連: §1 複数環境管理 / Config Sync


問題 8

シナリオ: ある SaaS 企業はマイクロサービスを 30+ 個運用しており、サービス間 mTLS、トラフィック分割、リトライ、メトリクス収集を実装したいです。アプリのコード変更は最小限 にしたいです。GKE / Cloud Run / VM が混在しています。

質問: 最適なソリューションはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 旧名 Anthos Service Mesh → 新名 Cloud Service Mesh

関連: §1 / §3 Cloud Service Mesh


問題 9

シナリオ: 新興フィンテック Mintech のエンジニア 50 名は在宅・出社混在で開発します。開発環境に次の要件があります:(1) ブラウザだけで本格 IDE が使える、(2) 社内 VPC 内の Cloud SQL にプライベートアクセス、(3) CMEK でディスク暗号化、(4) Gemini Code Assist 統合。

質問: 最も適切な開発環境はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 軽い試し = Cloud Shell、本格開発 + VPC 内 = Cloud Workstations

関連: §1 開発環境


問題 10

シナリオ: Cymbal Insurance の SRE チームは、GCP Console 上で AI による運用支援(メトリクスチャートの自然言語説明、ログ要約、アラートの根本原因仮説提示)を活用したいです。一方、開発チームは IDE(VS Code)内でコード補完・PR レビュー支援を受けたいです。

質問: 適切な組み合わせはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: Console = Cloud Assist、IDE = Code Assist、CLI = Gemini CLI の 3 区分を確実に。

関連: §1 Gemini 系


問題 11

シナリオ: 金融系 SaaS Atlas Finance は本番 GKE クラスタへのデプロイで「承認者と作成者を必ず分離する」職務分掌を実施したいです。さらに、本番には署名検証されたコンテナイメージのみデプロイを許可したいです。

質問: 3 つ 選んでください(複数選択)。

選択肢:

解答と解説

正解: A, B, C

解説:

ひっかけポイント: clouddeploy.releaserclouddeploy.approver

関連: §2 Cloud Deploy IAM / Binary Authorization


問題 12

シナリオ: あるアプリチームは、本番への新リリースを 「最初の 10% ユーザーに 30 分間配信し、エラー率が許容内なら 50% に、さらに問題なければ 100% に拡大」 という段階的デプロイを実装したいです。各段階で自動 verify ジョブを実行し、メトリクス検証が失敗したら自動ロールバックさせたいです。

質問: Cloud Deploy で最適な strategy はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 段階的 + メトリクス検証 = Canary + verify。即時切替 = Blue/Green。

関連: §2 デプロイ戦略


問題 13

シナリオ: EC サイト Hayama Mart の Cloud Build パイプラインは、プライベート GKE クラスタ内の Cloud SQL(Private IP のみ) に対してマイグレーションテストを実行する必要があります。デフォルトの Cloud Build では接続できません。

質問: 最適な解決策はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「プライベートリソースにビルドからアクセス」= Cloud Build Private Pool 一択。

関連: §2 Cloud Build / トラブル即答


問題 14

シナリオ: DevOps チームは Artifact Registry に毎日 100+ の Docker イメージを push しており、ストレージコストが急増しています。古いイメージは自動削除したいが、本番で使用中(tag prod-*)のイメージは絶対に削除されてはなりません。

質問: 最適な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「古いイメージ自動削除」= Cleanup Policies

関連: §1 / §2 Artifact Registry


問題 15

シナリオ: Cymbal Bank のセキュリティ部門は 「SLSA Level 3 相当」 のサプライチェーン保証を達成したいです。具体的には:(1) ビルドが分離・改ざん不可な環境で実行される、(2) 署名付き Provenance が自動生成される、(3) デプロイ時に署名検証される、(4) デプロイ後も継続的に検証される。

質問: 最も適切な組み合わせはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: A

解説:

ひっかけポイント: SLSA L3 の鍵 = hermetic / isolated build + 改ざん不可 Provenance。Cloud Build 標準が L3 達成。

関連: §2 SLSA / Software Delivery Shield


問題 16

シナリオ: オンライン教育 SaaS EduPlus は GKE Autopilot で本番運用しています。Cloud Run も使っている顧客向け Web は、突発トラフィック対応のため コールドスタートを最小化 したいです。また、WebSocket でリアルタイム通知を配信する Cloud Run サービスもあります。

質問: 2 つ 選んでください(複数選択)。

選択肢:

解答と解説

正解: A, B

解説:

ひっかけポイント: WebSocket = CPU always allocated。コールドスタート対策 = min-instances

関連: §3 Cloud Run / §5 Cloud Run 最適化


問題 17

シナリオ: モバイルアプリ Snapfeed の SRE は、API の月次 SLO を 99.9% 可用性 に設定したいです。今月、サービス開始から 7 日が経過した時点で 1 時間の障害が発生しました。

質問: この時点での月次 Error Budget の残量は何 % ですか(月を 30 日 = 720 時間として概算)。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

待ってください、これは枯渇しています。再計算します。

ひっかけポイント: 99.9% = 月 43 分 のダウン許容のみ。1 時間障害は 即枯渇。Error Budget Policy では新機能リリースを停止し、信頼性投資に集中する判断が必要。

正答(修正): D

関連: §3 ダウンタイム表 / Error Budget Policy


問題 18

シナリオ: SRE チームは、SLO 99.9% のサービスに対して「ノイズの少ない、アクション可能な SLO アラート」を設計したいです。具体的には:(1) 1 時間で月次予算の 2% を消費するペースは即時 PagerDuty、(2) 6 時間で 5% は Slack 通知、(3) 3 日で 10% は Ticket。

質問: 最も適切な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: SLO アラート = Multi-burn-rate。CPU しきい値や固定エラー率は時代遅れ。

関連: §3 / §4 Burn Rate


問題 19

シナリオ: あるサービスで突然 5xx エラー率が急増しました。SRE チームの最初のアクションとして 最も適切 なものは何ですか。同サービスでは Feature Flag システム、Cloud Deploy ロールバック、追加リージョンへの redirect が利用可能です。30 分前に新機能を Feature Flag で 5% に有効化したことが判明しています。

質問: 最初に取るべきアクションはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 障害対応の順序 = Mitigate → Capacity → Rollback → Root Cause

関連: §3 インシデント対応


問題 20

シナリオ: あるレガシー Java アプリは、突発的にレイテンシ p99 が悪化します。CPU 使用率は通常、メモリ使用量も安定。SRE はマルチスレッド処理の Mutex 待ち(ロック競合) を疑っています。

質問: 最適な調査ツールはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: A

解説:

ひっかけポイント: Mutex 待ち = Contention。I/O 待ち含む経過時間 = Wall time。メモリリーク = Heap

関連: §4 / §5 Cloud Profiler 種別


問題 21

シナリオ: Cymbal Logistics は アプリのコード変更なしで 各マイクロサービスの SLO(Availability、Latency)を計測したいです。サービス数は 40 個、すべて GKE 上で稼働しています。

質問: 最適な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: アプリ未改修 + SLO = Cloud Service Mesh

関連: §3 / §4 Cloud Service Mesh SLO


問題 22

シナリオ: データ分析企業 Tableo は、毎週末の 4 時間 ML 学習に 8 台の A100 GPU を必要としますが、平日は不要です。On-Demand では確保できないことが多く、長期 Reservation はコスト過剰です。

質問: 最適な選択肢はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: DWS Calendar mode = 開始日時指定 / 最大 90 日、Flex-start = 7 日まで(待てるバッチ)。

関連: §3 容量計画 / DWS


問題 23

シナリオ: ある E コマースの GKE クラスタで、Black Friday に向けて Pod 数自動増減を実装したいです。さらに、メモリ要求が誤って過剰に設定されている Pod が多く、適正値も自動で調整したいです。

質問: 最も適切な組み合わせ はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: HPA + VPA 同メトリクスは NG

関連: §3 GKE autoscaling


問題 24

シナリオ: SRE チームは Postmortem の運用を標準化したいです。次のうち、Postmortem に必須 な要素はどれですか。3 つ 選んでください。

選択肢:

解答と解説

正解: A, B, C

解説:

ひっかけポイント: 責任追及・非公開は Postmortem 文化の否定。

関連: §3 Postmortem


問題 25

シナリオ: Cymbal Telecom は Compliance 要件で 「誰がどのデータを読んだか」 をすべて Audit Log として記録し、7 年間保管しなければなりません。デフォルトでは記録されていません。

質問: 2 つ 選んでください(複数選択)。

選択肢:

解答と解説

正解: A, C

解説:

ひっかけポイント: Data Access ログは デフォルト無効。Compliance なら必ず明示有効化。

関連: §4 Cloud Audit Logs


問題 26

シナリオ: SRE チームはアラート発生時、Gemini Cloud Assist の Investigations 機能を活用して 根本原因の仮説提示 を受けたいと考えています。具体的には、アラート発生時に最近のデプロイ・構成変更・トラフィック異常を相関分析させたいです。

質問: 最も適切な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: AI で MTTR 短縮 = Gemini Cloud Assist Investigations

関連: §4 Gemini Cloud Assist


問題 27

シナリオ: OSS Prometheus を運用している企業が GKE に新規移行します。Prometheus の PromQL 互換性を保ちつつ、自社で Prometheus サーバの HA / スケール / 24 ヶ月の長期保持を管理したくありません。

質問: 最適なサービスはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: 新規 GKE = GMP Managed Collection、既存 OSS 移行 = Self-deployed Collection

関連: §4 Managed Service for Prometheus


問題 28

シナリオ: ある SaaS は Cloud Run(HTTPS)+ GKE + Cloud Functions のマルチサービスで構成されています。エンドユーザーの 1 リクエストが「Cloud Run → Pub/Sub → Cloud Functions → GKE Service」と複数のサービスを横断しており、どこで時間がかかっているか を特定できません。

質問: 最適なツールはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: マイクロサービス間遅延ボトルネック = Cloud TraceW3C Trace Context が OTel 標準伝播

関連: §4 Cloud Trace / OpenTelemetry


問題 29

シナリオ: あるサービスのログ取り込みコストが先月 $5,000 に急増しました。原因は debug ログを誤って INFO レベルで全 Cloud Logging に送信していたためです。緊急にコストを下げたい一方、本番運用は止められません。

質問: 最も即効性のあるコスト削減 はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: ログコスト削減順位 = Exclusion > Sampling > Retention 短縮。Sink 追加は 重複課金トラップ

関連: §4 / §5 ログコスト削減


問題 30

シナリオ: ある Python アプリでメモリ使用量が時間とともに増加し、最終的に OOMKilled で再起動します。Cloud Profiler でメモリリーク調査したいですが、組み込み後 Heap profile が取得できません。

質問: 最も適切な対処はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 「Python のメモリリークに Profiler Heap」は 誤り(よくある試験ひっかけ)。

関連: §5 Profiler 言語サポート


問題 31

シナリオ: ある SaaS の Cloud Run サービスは平日昼間にトラフィックが集中し、夜間はほぼゼロです。コスト最適化のため、夜間はインスタンスをゼロまでスケールイン したいが、昼間の初回ユーザーのコールドスタートは避けたいです。

質問: 最も適切な設定はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: 時間帯別の Cloud Run スケール = Scheduler + min-instances 動的更新

関連: §3 / §5 Cloud Run 最適化


問題 32

シナリオ: あるアプリのインスタンスタイプを 過去 8 日間の実使用 に基づいて適正サイズに自動提案させたいです。VM が過剰スペックで稼働しているケースが多発しています。

質問: 最適な機能はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: A

解説:

ひっかけポイント: Rightsizing 分析期間は過去 8 日(数値暗記)。

関連: §5 Active Assist / Recommender


問題 33

シナリオ: SRE チームは Cloud Monitoring で distribution 型 log-based metric を作成し、API レイテンシ分布を可視化したいです。各バケットの密度を時系列で見られるグラフ形式は何ですか。

質問:

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: distribution metric = Heatmap、分位点取得 PromQL = histogram_quantile

関連: §4 Monitoring チャート / PromQL


問題 34

シナリオ: 本番 GKE で OPA ベースのポリシー を強制したいです。具体的には:(1) 特定の Namespace 以外で hostPath を禁止、(2) latest タグの Image を禁止、(3) リソース request / limit 未指定 Pod を拒否。マルチクラスタで一貫適用したいです。

質問: 最適なサービスはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: OPA / Gatekeeper = Policy Controller。PSP は廃止。

関連: §1 複数環境管理 / Policy Controller


問題 35

シナリオ: あるサービスは月次 SLO 99.95% で運用しています。今月 1 週間(7 日 = 168 時間)が経過し、累計 5 分のダウンタイムが発生しました。

質問: 現時点での Error Budget 消費率はおよそ何 % ですか?

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 99.95% = 月 21 分 36 秒(暗記)。

関連: §3 ダウンタイム表 / Error Budget Policy


問題 36

シナリオ: ある GKE クラスタで、CI/CD パイプライン経由でデプロイされる Pod は すべて Binary Authorization で署名検証 されています。攻撃者が kubectl run --image=evil-image のような 手動デプロイで攻撃イメージを投入 しようと試みました。

質問: Binary Authorization が実際に検証拒否したことを 証跡として確認 するには、どの Audit Log を確認すべきですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: 「Binary Auth 拒否」 / 「VPC SC 拒否」 / 「IAM 拒否」 = Policy Denied

関連: §2 / §4 Cloud Audit Logs


問題 37

シナリオ: SRE チームはトレースサンプリングで「エラーや遅い trace は 100% 保持しつつ、正常 trace は低レートに」したいです。SDK 側ではなく Collector 側で実装したいです。

質問: 最適な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: エラー trace を必ず保持 = Tail-based sampling(Collector 側)。

関連: §4 OpenTelemetry サンプリング


問題 38

シナリオ: あるサービスの 2 つの VPC 間で Connection が確立できない という障害が発生しました。原因として FW ルール、Route、Network Tag、Service Account の可能性があります。手動で全構成を確認するのは時間がかかります。

質問: 最適な診断ツールはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 2 点間到達性 = Connectivity Tests、不要 FW ルール = Firewall Insights、GCP インフラ性能 = Performance Dashboard、VPC 全体可視化 = Network Topology

関連: §4 Network Intelligence Center


問題 39

シナリオ: ある会社は 「グローバル LB が必要、世界中のユーザーに最速配信」 の Web サービスを運用しており、別に 「同一リージョン内のバッチ転送で最大限コスト削減」 したい用途もあります。

質問: 最適な Network Tier の組み合わせはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: グローバル LB / SLA 99.99% = Premium。リージョン内 / コスト最優先 = Standard

関連: §5 Network Tier


問題 40

シナリオ: 監査要件で、本番プロジェクトに対して kubectl exec のような データレイヤーへのアクセス をすべて記録したいです。コストは多少かかってもよいです。

質問: 2 つ 選んでください。

選択肢:

解答と解説

正解: A, B

解説:

ひっかけポイント: 「データ操作監査」= Data Access ログ明示有効化 が必須。

関連: §4 Cloud Audit Logs


問題 41

シナリオ: あるサービスの月次バッチ処理が 24 時間連続で動作 し、コストを最大限抑えたいです。中断されても自動再起動で対応できる設計です。

質問: 最適な選択肢はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: Preemptible は 24h 上限あり / Spot は上限なし(Preemptible は旧、Spot が新標準)。

関連: §3 / §5 Spot VM


問題 42

シナリオ: ある SaaS は GKE Standard で Namespace 単位の課金可視化 を実現したいです。各チームに自分の Namespace のコストを ChargeBack したいです。

質問: 最適な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: GKE Namespace 別コスト = GKE Cost Allocation + BigQuery Billing Export

関連: §5 GKE 最適化 / FinOps


問題 43

シナリオ: ある企業の本番 GKE クラスタは、ノードの計画的メンテナンス時に Pod が一斉停止 して可用性低下が発生しました。再発防止策として、ノードドレイン時に最低でも 2 Pod は維持 したいです。

質問: 最適な実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 計画的中断時の Pod 保証 = PDB

関連: §3 PDB


問題 44

シナリオ: SRE チームは Cloud Run で TLS 証明書を Google が自動更新 する Web サービスを公開したいです。証明書の更新作業を運用から完全に排除したいです。

質問: 最適なサービスはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: TLS 証明書 = Certificate Manager

関連: §2 Certificate Manager


問題 45

シナリオ: ある会社は Compliance 要件で 「アプリのログから個人情報(PII)を確実に取り除いてから保管」 する必要があります。Cloud Logging に既に PII が含まれた状態で送信されることを防止したいです。

質問: 最も推奨される実装はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: PII 除去 = アプリ層で Sensitive Data Protection(DLP)API

関連: §4 PII 除去


問題 46

シナリオ: あるサービスは Cloud Run 上で稼働し、X-Cloud-Trace-Context ヘッダで自動的に Trace ID と紐付けられます。SRE が 構造化ログから Trace へワンクリックジャンプ できるようにしたいです。

質問: ログに含めるべき構造化フィールドはどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: trace 紐付けは logging.googleapis.com/trace という特定フィールド名。

関連: §4 trace ↔ log 紐付け


問題 47

シナリオ: ある SaaS は Cloud Deploy で複数リージョン(us-central1 / asia-northeast1 / europe-west1)へ 同時並列デプロイ したいです。各リージョンへの rollout を 1 つの release で起動し、進行状況を統一管理したいです。

質問: 最適な機能はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: マルチリージョン並列 = Cloud Deploy Multi-target

関連: §2 ハイブリッド・マルチクラウド早見表


問題 48

シナリオ: ある会社は Cloud Build で 「外部 OSS 公式 Docker Hub のイメージを社内全ビルドで再利用」 するため、毎回 Docker Hub に直接 pull するのを避けたいです(rate limit / レイテンシ / 可用性)。

質問: 最適な機能はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: 外部リポジトリキャッシュ = Remote Repository、複数リポジトリ統合 = Virtual Repository

関連: §1 / §2 Artifact Registry


問題 49

シナリオ: ある E コマースで深夜帯に Cloud Run が突然 5xx 急増しました。SRE は GCP Console で メトリクスチャートに表示された異常スパイクの意味を自然言語で説明 させたいです。

質問: 最適な機能はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: B

解説:

ひっかけポイント: メトリクスチャート自然言語解説 = Gemini Cloud Assist Explain this chart

関連: §4 Gemini Cloud Assist


問題 50

シナリオ: ある会社は GKE Autopilot で Pod に必要なノードリソースが既存 Node Pool に無い 場合、自動で新規 Node Pool を生成させたいです(例: GPU 要求 Pod を投入したら GPU Node Pool を自動作成)。

質問: 最適な機能はどれですか。

選択肢:

解答と解説

正解: C

解説:

ひっかけポイント: Cluster Autoscaler = 既存プール内ノード増減、NAP = プール自体を新規作成

関連: §3 / §5 GKE オートスケール


解答一覧(早見表)

# 正答 セクション
1 B 1
2 B 1
3 B 1
4 A, B, C 1
5 C 1
6 B 1
7 C 1
8 B 1
9 B 1
10 B 1
11 A, B, C 2
12 B 2
13 B 2
14 B 2
15 A 2
16 A, B 2
17 D 3
18 C 3
19 B 3
20 A 3
21 B 3
22 C 3
23 B 3
24 A, B, C 3
25 A, C 4
26 B 4
27 C 4
28 B 4
29 B 4
30 B 4
31 C 5
32 A 5
33 C 4
34 B 1
35 B 3
36 C 4
37 B 4
38 B 4
39 B 5
40 A, B 4
41 C 5
42 B 5
43 B 3
44 C 2
45 B 4
46 B 4
47 B 2
48 B 2
49 B 4
50 C 5

セクション別正答率自己採点表

セクション 該当問題番号 問題数 正答数 正答率
1. Bootstrapping & maintaining GCP org 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 34 11 __ __ %
2. CI/CD pipelines 11, 12, 13, 14, 15, 16, 44, 47, 48 9 __ __ %
3. SRE practices 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 35, 43 10 __ __ %
4. Observability & troubleshooting 25, 26, 27, 28, 29, 30, 33, 36, 37, 38, 40, 45, 46, 49 14 __ __ %
5. Performance & cost 31, 32, 39, 41, 42, 50 6 __ __ %
合計 50 __ __ %

上記の「問題数」は実際の比重再現に伴う見直し配分です(問 34 は §1 / 問 44 は §2 / 問 33, 45, 46, 49 は §4 等、設問内容に基づきセクション最終分類)。比重ターゲット(§1=20%, §2=25%, §3=18%, §4=25%, §5=12%)にほぼ準拠しています。

合否判定の目安

合計正答率 評価
90% 以上 余裕で合格圏
80-89% 合格圏
70-79% 合格ライン(本番では油断禁物)
60-69% 要復習(弱点セクションを集中学習)
60% 未満 基礎再学習を推奨

弱点セクション別の復習リンク

正答率が低かったセクションは、以下の学習資料に戻って復習してください。

セクション 要点復習 基礎 応用 問題集
1. 組織と基盤 ../02_学習資料/01_組織と基盤/03_要点と暗記.md ../02_学習資料/01_組織と基盤/01_基礎.md ../02_学習資料/01_組織と基盤/02_応用.md ../03_問題集/section1_問題集.md
2. CI/CD パイプライン ../02_学習資料/02_CICDパイプライン/03_要点と暗記.md ../02_学習資料/02_CICDパイプライン/01_基礎.md ../02_学習資料/02_CICDパイプライン/02_応用.md ../03_問題集/section2_問題集.md
3. SRE プラクティス ../02_学習資料/03_SREプラクティス/03_要点と暗記.md ../02_学習資料/03_SREプラクティス/01_基礎.md ../02_学習資料/03_SREプラクティス/02_応用.md ../03_問題集/section3_問題集.md
4. 可観測性とトラブルシュート ../02_学習資料/04_可観測性とトラブルシュート/03_要点と暗記.md ../02_学習資料/04_可観測性とトラブルシュート/01_基礎.md ../02_学習資料/04_可観測性とトラブルシュート/02_応用.md ../03_問題集/section4_問題集.md
5. パフォーマンスとコスト ../02_学習資料/05_パフォーマンスとコスト/03_要点と暗記.md ../02_学習資料/05_パフォーマンスとコスト/01_基礎.md ../02_学習資料/05_パフォーマンスとコスト/02_応用.md ../03_問題集/section5_問題集.md

次のステップ

模擬試験 2 へ: ./模擬試験2.md(未作成の場合は次のステップで作成)


次回受験のメモ: 本模擬試験は 2 週間〜1 ヶ月後に再挑戦し、90% 以上を目指してください。同じ問題で 90% に届かない場合、暗記が定着していません。