section1_問題集

問題集 セクション1:高スケーラブル・セキュア・信頼性の高いクラウドネイティブアプリケーションの設計

Google Cloud Professional Cloud Developer(2026年4月改訂・042426版準拠)のセクション1「設計」を、本番同様のシナリオ形式で固める問題集です。

使い方


Q1 📘 単一選択

新規開発するモバイル向け REST API のバックエンドを構築する。要件は次のとおり:

最もコスト効率が高く運用負荷が低いのは?

▶ 正解と解説

正解:C

ステートレス・トラフィック変動・運用負荷最小は Cloud Run の典型ユースケース。0 まで自動スケール、リクエスト課金、HTTPS 自動付与。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/01_基礎.md § コンピュート 3 種の役割


Q2 🔧 単一選択

GitHub Actions から Cloud Run に毎日デプロイしている現行構成では、サービスアカウントキー JSON を GitHub Secrets に保存している。セキュリティチームから「鍵漏洩リスクを排除せよ」と指摘された。最適な改善策は?

▶ 正解と解説

正解:B

Workload Identity Federation (WIF) は、GitHub Actions の OIDC トークンを GCP 側で検証し、サービスアカウントを借用させる仕組み。サービスアカウントキー JSON を発行・配布しなくて済むため、漏洩リスクを根本から排除できる。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/02_応用.md § WIF・サービスアカウント設計


Q3 🔧 単一選択

新しい金融サービスのトランザクション DB を選定中。要件は次のとおり:

最適な DB は?

▶ 正解と解説

正解:C

Spanner は GCP のグローバル分散 SQL DB。External Consistency(強整合)と 99.999% SLA(マルチリージョン構成)を提供。グローバル分散 + 強整合は Spanner 一択。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/01_基礎.md § ストレージ意思決定ツリー


Q4 🎯 単一選択

既存の HTTP アプリ(Cloud Run 上)に、コード変更なしで Google アカウント認証を追加したい。社内ユーザーのみアクセス可、組織外は拒否したい。最適な構成は?

▶ 正解と解説

正解:B

IAP は HTTP(S) LB の前段で Google アカウント認証を強制し、IAM で「誰がアプリにアクセスできるか」を制御する。アプリのコード変更不要で社内ユーザー限定が実現できる。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/01_基礎.md § Identity-Aware Proxy (IAP)


Q5 📘 単一選択

モバイルアプリのプロフィール画像を、バックエンドを経由せず直接 Cloud Storage にアップロードしたい。バックエンドの帯域を消費したくない。最適な実装は?

▶ 正解と解説

正解:C

Signed URL は IAM を変更せず、一時的なアクセス権を URL に焼き込める仕組み。バックエンドは URL を発行するだけで、データは流れない。帯域消費を回避できる。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/01_基礎.md § 署名付き URL


Q6 🔧 単一選択

サービス A から B への HTTP 呼び出しを 200 msec → 50 msec に下げたい。B のレスポンスは概ねキャッシュ可能で、同じリクエストが繰り返される。最も簡潔で運用負荷が低い実装は?

▶ 正解と解説

正解:B

「同じリクエストが繰り返される」「キャッシュ可能」なら Memorystore (Redis) で Cache-Aside パターン。RTT 1msec 程度なので 200msec → 50msec は十分達成可能。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/01_基礎.md § キャッシュ:Memorystore


Q7 🎯 単一選択

GKE で動く 5 つのマイクロサービス間で mTLS を強制したい。サービスメッシュとして最も推奨される選択肢は?

▶ 正解と解説

正解:B

Cloud Service Mesh は GKE 向けのマネージドサービスメッシュ。PeerAuthentication: STRICTmTLS を強制、証明書の自動ローテーションも実施。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/01_基礎.md § service-to-service 通信のセキュリティ


Q8 🔧 単一選択

新しい注文受付 API を本番にリリースする。安全のため新版を 10% のトラフィックで試運転し、問題なければ徐々に拡大、異常があれば即ロールバックしたい。Cloud Run で最も簡単に実現する方法は?

▶ 正解と解説

正解:B

Cloud Run のリビジョン + traffic split が最も簡単な canary release。--no-traffic で新リビジョンを準備、update-traffic で % を変えれば段階的展開とロールバックが容易。

📖 関連:02_学習資料/01_設計/02_応用.md § Cloud Run のリビジョン管理


Q9 📘 複数選択(2つ)

シークレット管理について、Google が推奨するベストプラクティスを 2つ選べ。

▶ 正解と解説

正解:B, D

📖 関連:02_学習資料/01_設計/02_応用.md § Secret Manager の使い方


Q10 🎯 複数選択(2つ)

ペタバイト級の IoT センサーデータを受信し、毎秒数百万件の書き込みとミリ秒単位の読み取りを実現したい。アプリ側の制約として正しいものを 2つ選べ。

▶ 正解と解説

正解:B, C

📖 関連:02_学習資料/01_設計/02_応用.md § Bigtable のスキーマ設計の落とし穴


自己採点

得点 評価 次のアクション
9-10 🎯 合格圏 次セクションへ
7-8 🔧 もう一押し 誤答セクションを 02_学習資料/01_設計/03_要点と暗記.md で復習
5-6 📘 基礎再学習 01_基礎.md を読み直し
0-4 📚 シラバスから 00_試験概要/シラバス詳細.md の該当範囲を再学習