Part 2 意図推測問題 — Phase 2 攻略
出題形式
- 設問文に対してA/B/Cの3択から最適な返答を選ぶ
- 全25問 / 本番は音声のみ
- 今日は 10問(意図推測フォーカス)
- トランスクリプト形式で練習
Phase 2 重点スキル
- 発話の真意を読む: 遠回し・婉曲表現の解釈
- 間接応答の識別: 直接答えないが成立する応答
- Sound Trap 排除: 音が似ている別の単語の罠
- キーワード流用排除: 設問の単語を再使用した罠
Phase 2 目標:
10問中 7〜10問正解(70〜100%) — 1問あたり約30秒の判断速度を意識する
意図パターン識別チャート
| 設問パターン | 発話の真意 | 最適な応答のコツ |
|---|---|---|
| "I think / I'm not sure / I wonder..." | 問題提起・懸念・情報収集 | 解決策・情報提供・行動の申し出で返す |
| "Why don't we / Shouldn't we...?" | 提案 | 同意 / 代替案 / 丁寧な反論の3パターン |
| "Could you / Would you...?" | 依頼 | 引き受け or 理由付きの断り |
| "〜, haven't you / isn't it / don't you?" | 付加疑問(確認・責任所在) | 事実に基づいたYes/No + 補足 |
| "Hasn't / Didn't / Shouldn't there be...?" | 否定疑問(期待との乖離・改善提案) | 状況説明 or 行動の申し出 |
| "Do you know if / Have you seen...?" | 遠回しな情報収集 | 情報提供 or "I'm not sure" + 代替案 |
問題チャレンジ(10問)
各設問の返答として最も適切なものを A/B/C から選び、「答え合わせ」で即フィードバックを受けてください。
問 1
状況報告→提案
発話の意図: プロジェクターの不具合を報告している → 代替手段の提案が自然
"I think the projector in Meeting Room A might not be working."
✓ 正解: (B) We could use Room B instead.
(B) ✓ 「Room Bを代わりに使えばいい」= プロジェクター問題への実用的な解決策の提案
✗ (A): 「プレゼンが素晴らしい」= プロジェクターの不具合報告への返答にならない
✗ (C): Sound Trap "project" ← "projector" と語根が似ているが「締め切り」の話は機器の問題と無関係
✗ (A): 「プレゼンが素晴らしい」= プロジェクターの不具合報告への返答にならない
✗ (C): Sound Trap "project" ← "projector" と語根が似ているが「締め切り」の話は機器の問題と無関係
問 2
否定疑問文(確認)
発話の意図: ケータリング確認がまだできていないことへの懸念 → 行動の申し出が最適
"Hasn't the catering order been confirmed yet?"
✓ 正解: (B) I'll check on that right now.
(B) ✓ 「今すぐ確認します」= 懸念に対して即行動を約束する最適な応答
✗ (A): キーワード流用 "cater to clients" = クライアント対応の意味で "catering order" とは別の用法
✗ (C): 会議室の場所 = ケータリング確認の懸念と無関係
✗ (A): キーワード流用 "cater to clients" = クライアント対応の意味で "catering order" とは別の用法
✗ (C): 会議室の場所 = ケータリング確認の懸念と無関係
問 3
遠回しな情報収集
発話の意図: 駐車スペースの空き状況を知りたい → 情報提供 or "I'm not sure" + 代替案
"Do you know if anyone is using the parking space near the entrance?"
✓ 正解: (A) I'm not sure — maybe you could ask the receptionist.
(A) ✓ 「わからないけど受付に聞いてみては」= "I'm not sure" + 代替案の典型正解パターン
✗ (B): 週末無料の情報 = 誰が使っているかという質問に答えていない(曜日の情報混入)
✗ (C): キーワード流用 "entrance" = 設問と同じ単語を使うが内装工事の話は無関係
✗ (B): 週末無料の情報 = 誰が使っているかという質問に答えていない(曜日の情報混入)
✗ (C): キーワード流用 "entrance" = 設問と同じ単語を使うが内装工事の話は無関係
問 4
婉曲な情報収集
発話の意図: 新規サプライヤーの価格競争力を知りたい → 価格データを提供するのが最適
"I was wondering whether the new supplier's rates are competitive."
✓ 正解: (B) I can send you the price comparison sheet.
(B) ✓ 「価格比較シートを送れる」= 価格競争力に関する情報を具体的に提供
✗ (A): Sound Trap "supply" ← "supplier" と語根が同じ。「需要と供給」の一般論は価格比較の質問に答えていない
✗ (C): キーワード流用 "supply" 再使用。小売チェーンへの供給は新規サプライヤーの料金比較と無関係
✗ (A): Sound Trap "supply" ← "supplier" と語根が同じ。「需要と供給」の一般論は価格比較の質問に答えていない
✗ (C): キーワード流用 "supply" 再使用。小売チェーンへの供給は新規サプライヤーの料金比較と無関係
問 5
否定疑問文(担当確認)
発話の意図: Tanakaさんが担当のはずと確認している → 実際の担当者情報を伝えるのが最適
"Isn't Mr. Tanaka supposed to lead the training session?"
✓ 正解: (B) Actually, Ms. Cho is covering for him.
(B) ✓ 「実はChoさんが代わり」= 実際の担当者を正確に伝える。"Actually" で始まる間接応答の典型
✗ (A): キーワード流用 "trained" ← "training" と語根が同じ。個人の研修経歴は担当者確認に答えていない
✗ (C): マニュアル更新の情報 = 担当者の変更とは無関係
✗ (A): キーワード流用 "trained" ← "training" と語根が同じ。個人の研修経歴は担当者確認に答えていない
✗ (C): マニュアル更新の情報 = 担当者の変更とは無関係
問 6
Could you...?(依頼)
発話の意図: 報告書完成時に知らせてという依頼 → 引き受けの応答が最適
"Could you let me know when the quarterly report is ready?"
✓ 正解: (B) I'll send it to you as soon as it's done.
(B) ✓ 「完成次第すぐ送ります」= 依頼を明確に引き受けた適切な応答
✗ (A): "Ready when you are" = 意味が曖昧。報告書がいつ完成するかへの言及がない
✗ (C): キーワード流用 "report" + "last quarter" = 過去の報告書の話で今回の依頼と無関係
✗ (A): "Ready when you are" = 意味が曖昧。報告書がいつ完成するかへの言及がない
✗ (C): キーワード流用 "report" + "last quarter" = 過去の報告書の話で今回の依頼と無関係
問 7
Why don't we...?(提案)
発話の意図: 財務チームに数字を確認させる提案 → 同意・代替案・反論の3パターンから選ぶ
"Why don't we ask the finance team to review the numbers before we proceed?"
✓ 正解: (B) That sounds like a good idea.
(B) ✓ 「それはいい考えですね」= 提案への同意。最もシンプルな正解パターン
✗ (A): キーワード流用 "reviewed" ← "review" と同語根。「会場を審査した」は財務チームへの数字レビュー提案に答えていない
✗ (C): 「財務部は2階」= 場所の情報は提案への返答にならない
✗ (A): キーワード流用 "reviewed" ← "review" と同語根。「会場を審査した」は財務チームへの数字レビュー提案に答えていない
✗ (C): 「財務部は2階」= 場所の情報は提案への返答にならない
問 8
困惑の状況報告→助けを求める
発話の意図: クライアントの要求が理解できていない → 助けを申し出る・一緒に確認することを提案するのが最適
"I'm not sure I understand what the client is asking for."
✓ 正解: (A) I can walk you through the brief if you'd like.
(A) ✓ 「ブリーフィングを説明してあげます」= 具体的で役立つ助けの申し出
✗ (B): クライアントが月曜に電話 = 要求の理解を助けることにならない(情報のズレ)
✗ (C): 「私も理解できない」= 共感だけで解決にならない。Part 2 では問題解決に向かう応答が正解になる
✗ (B): クライアントが月曜に電話 = 要求の理解を助けることにならない(情報のズレ)
✗ (C): 「私も理解できない」= 共感だけで解決にならない。Part 2 では問題解決に向かう応答が正解になる
問 9
Shouldn't...?(改善提案)
発話の意図: Q&Aセッションの時間が少ないと思っている → 対処方法を示す応答が最適
"Shouldn't there be more time allocated for the Q&A session?"
✓ 正解: (B) I'll bring it up with the organizer.
(B) ✓ 「主催者に提案します」= 問題提起を受けて具体的な行動を約束
✗ (A): キーワード流用 "Q and A" 再使用。「有益だった」という評価 = 時間配分の改善提案への返答にならない
✗ (C): キーワード流用 "allocation" ← "allocated" と語根が同じ。「昨日確定した」= 改善できないと言うだけで問題提起への適切な対応ではない
✗ (A): キーワード流用 "Q and A" 再使用。「有益だった」という評価 = 時間配分の改善提案への返答にならない
✗ (C): キーワード流用 "allocation" ← "allocated" と語根が同じ。「昨日確定した」= 改善できないと言うだけで問題提起への適切な対応ではない
問 10
付加疑問文(責任所在の確認)
発話の意図: 相手がベンダーと連絡済みと思っていた → Yes/No で事実を答える(責任所在を明確にする)
"You've already spoken to the vendor about the delay, haven't you?"
✓ 正解: (A) No, I thought you were handling that.
(A) ✓ 「いいえ、あなたが対応するものと思っていた」= 事実を否定しつつ責任の所在を明確にした自然な応答
✗ (B): キーワード流用 "vendor" 再使用。所在地の情報 = 誰が連絡したかの確認に答えていない
✗ (C): キーワード流用 "delayed" ← 設問の "delay" と同語根。遅延の日数 = 誰が連絡したかの確認とずれている
✗ (B): キーワード流用 "vendor" 再使用。所在地の情報 = 誰が連絡したかの確認に答えていない
✗ (C): キーワード流用 "delayed" ← 設問の "delay" と同語根。遅延の日数 = 誰が連絡したかの確認とずれている
ヒント(段階開示)
まず全問自力で解いてから確認してください。
Q1: 機器の問題報告 → 代替案を提案する
Q2: 否定疑問文で懸念を示す → 行動の申し出
Q3: 遠回しな情報収集 → 知らなければ代替手段を案内
Q4: 価格競争力を知りたい → データを提供
Q5: 担当者確認の否定疑問文 → 実際の担当者を教える
Q6: 依頼(知らせて) → 引き受けの応答
Q7: "Why don't we...?" = 提案 → 同意 or 代替案
Q8: 困惑の状況報告 → 助けを申し出る
Q9: 時間配分への疑問提起 → 対処方法を示す
Q10: 付加疑問文(確認) → Yes/No + 補足で責任所在を明確に
Q2: 否定疑問文で懸念を示す → 行動の申し出
Q3: 遠回しな情報収集 → 知らなければ代替手段を案内
Q4: 価格競争力を知りたい → データを提供
Q5: 担当者確認の否定疑問文 → 実際の担当者を教える
Q6: 依頼(知らせて) → 引き受けの応答
Q7: "Why don't we...?" = 提案 → 同意 or 代替案
Q8: 困惑の状況報告 → 助けを申し出る
Q9: 時間配分への疑問提起 → 対処方法を示す
Q10: 付加疑問文(確認) → Yes/No + 補足で責任所在を明確に
Q1(C): "project" ← "projector" と語根が似ている(Sound Trap)
Q2(A): "cater to clients" ← "catering order" から流用(意味が異なる)
Q3(C): "entrance" ← 設問から流用(場所の話で無関係)
Q4(A)(C): "supply" ← "supplier" から流用(別の意味)
Q5(A): "trained" ← "training" と語根が同じ(個人経歴の話)
Q6(C): "report" + "last quarter" ← 設問から流用(過去の話)
Q7(A): "reviewed" ← "review" と同語根(会場の審査で無関係)
Q9(A): "Q and A" ← 設問から流用(評価コメントで改善提案に答えていない)
Q9(C): "allocation" ← "allocated" と語根が同じ
Q10(B)(C): "vendor" / "delayed" ← 設問から流用
Q2(A): "cater to clients" ← "catering order" から流用(意味が異なる)
Q3(C): "entrance" ← 設問から流用(場所の話で無関係)
Q4(A)(C): "supply" ← "supplier" から流用(別の意味)
Q5(A): "trained" ← "training" と語根が同じ(個人経歴の話)
Q6(C): "report" + "last quarter" ← 設問から流用(過去の話)
Q7(A): "reviewed" ← "review" と同語根(会場の審査で無関係)
Q9(A): "Q and A" ← 設問から流用(評価コメントで改善提案に答えていない)
Q9(C): "allocation" ← "allocated" と語根が同じ
Q10(B)(C): "vendor" / "delayed" ← 設問から流用
Q1→(B) Room Bを代わりに使う / Q2→(B) 今すぐ確認します
Q3→(A) わからない+受付に聞いてみては / Q4→(B) 価格比較シートを送る
Q5→(B) 実はChoさんが代わり / Q6→(B) 完成次第すぐ送ります
Q7→(B) いい考えですね(提案への同意) / Q8→(A) ブリーフィングを説明してあげる
Q9→(B) 主催者に提案します / Q10→(A) いいえ、あなたが担当かと思ってた
Q3→(A) わからない+受付に聞いてみては / Q4→(B) 価格比較シートを送る
Q5→(B) 実はChoさんが代わり / Q6→(B) 完成次第すぐ送ります
Q7→(B) いい考えですね(提案への同意) / Q8→(A) ブリーフィングを説明してあげる
Q9→(B) 主催者に提案します / Q10→(A) いいえ、あなたが担当かと思ってた
正解・解説まとめ
問 1 — 状況報告→解決策の提案
正解: (B) We could use Room B instead.
プロジェクター不具合への解決策。(C)は"project"の Sound Trap。
問 2 — 否定疑問文への行動申し出
正解: (B) I'll check on that right now.
懸念に対し即行動を約束。(A)は"cater to"のキーワード流用。
問 3 — 婉曲な情報収集への対応
正解: (A) I'm not sure — maybe you could ask the receptionist.
"I'm not sure" + 代替案の典型パターン。(C)は"entrance"のキーワード流用。
問 4 — 価格情報収集への対応 Sound Trap注意
正解: (B) I can send you the price comparison sheet.
具体的なデータを提供。(A)(C)は"supply"の Sound Trap / キーワード流用。
問 5 — 担当者確認の否定疑問文
正解: (B) Actually, Ms. Cho is covering for him.
"Actually" で始まる間接応答で実際の担当者を伝える。(A)は"trained"のキーワード流用。
問 6 — 依頼への引き受け
正解: (B) I'll send it to you as soon as it's done.
完成次第すぐ送ると明確に引き受け。(C)は過去の報告書話で無関係。
問 7 — 提案への同意
正解: (B) That sounds like a good idea.
"Why don't we...?"への同意。(A)は"reviewed"流用、(C)は場所情報で無関係。
問 8 — 困惑への助けの申し出
正解: (A) I can walk you through the brief if you'd like.
困惑に対して具体的な助けを申し出。(C)は共感だけで解決にならない。
問 9 — 改善提案への行動約束
正解: (B) I'll bring it up with the organizer.
主催者に提案すると行動を約束。(A)(C)はキーワード流用の罠。
問 10 — 付加疑問文への事実回答
正解: (A) No, I thought you were handling that.
事実(自分はやっていない)をNoで答え、責任所在を明確化。(B)(C)はキーワード流用。
頻出語彙・表現
| 語彙 / 表現 | 品詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| I was wondering if... | 表現 | 〜かなと思っていたのですが(婉曲な質問) | I was wondering if you could help me. |
| cover for | 動詞句 | 〜の代わりをする | Ms. Cho is covering for Mr. Tanaka. |
| walk someone through | 表現 | 〜に手順を丁寧に説明する | I'll walk you through the process step by step. |
| bring it up | 動詞句 | 話題として提起する | I'll bring it up at the next meeting. |
| competitive | 形容詞 | 競争力のある・割安な | Their rates are very competitive. |
| check on | 動詞句 | 〜を確認する・状況を確かめる | I'll check on the catering order right away. |
| allocate | 動詞 | 割り当てる・配分する | More time should be allocated for Q&A. |
| quarterly report | 名詞句 | 四半期報告書 | The quarterly report is due by end of the week. |
| handle | 動詞 | 対処する・担当する | I thought you were handling the vendor communication. |
| proceed | 動詞 | 進める・続行する | Let's not proceed until the numbers are confirmed. |
弱点パターン分析
| パターン | 該当設問 | 対処法 |
|---|---|---|
| Sound Trap(音の罠) | Q1(C) project←projector, Q4(A) supply←supplier | 設問の名詞の品詞・意味を正確に把握してから選択肢を評価する。語根が似ていても意味が違えば即排除 |
| キーワード流用トラップ | Q2(A), Q3(C), Q5(A), Q6(C), Q7(A), Q9(A)(C), Q10(B)(C) | 設問の単語を含む選択肢は罠の可能性大。単語が合っていても「文脈が通るか」で判断する |
| 間接応答の識別("I'm not sure / Actually / I can...") | Q3(A), Q5(B), Q8(A) | 直接答えなくても文脈が成立する応答が正解。遠回しな申し出・代替案・補足情報に注目 |
| 提案(Why don't we...?)への返答形式 | Q7(B) | 同意 / 代替案 / 丁寧な反論の3パターンを覚える。"That sounds like a good idea" は最も頻出の正解 |
| 共感≠正解(困惑への応答) | Q8(C) | "I don't understand either" のような共感だけでは Part 2 では不十分。問題解決に向かう応答を選ぶ |
よくある日本人のミス
| ミス | 原因 | 正しいアプローチ |
|---|---|---|
| Q1で(C)「project deadline」を選ぶ | "projector" と "project" が音声で聞き分けられず意味を確認せず選ぶ | 設問の単語の品詞を意識する。"projector"(機器)と "project"(プロジェクト)は品詞・意味が異なる |
| Q8で(C)「I don't understand either」を選ぶ | 共感を示すのが礼儀正しいと感じる | TOEIC Part 2 では「共感」より「問題解決への行動」が正解になる。助けの申し出・解決策を優先して選ぶ |
| Q9で(A)「very informative」を選ぶ | "Q and A" というキーワードが合致するため正解に見える | 設問が「改善提案」なのに「評価コメント」で返すのは文脈不整合。提起された問題への「次のアクション」を探す |
| Q4で(A)「supply and demand」を選ぶ | "supplier" の音に引きずられて "supply" を含む選択肢を選ぶ | 元証券マンとして "supply and demand"(需要と供給)は馴染みのある表現だが、価格比較の質問には具体的なデータ提供が正解 |
自己評価
次回: 2026-06-28(日)— 弱点復習 または Part 7 DP