Day 166 — Part 6: 論理の向きを決める接続副詞+Should 倒置+文挿入+受動の未来完了

2026-10-01(バックフィル) Phase 5(目標950点) Part 6 — Text Completion テーマ: Instead vs Nevertheless / Should 倒置 / 文挿入 / 態×時制 難易度: ★★★★★

Part 6: 語彙から「論理」と「構文」へ — Phase 5

出題形式
  • 4文書×4問=全16問(本番の設問番号 131〜146)
  • 目安 約10分(1文書2分30秒)
  • 4問のうち1問は必ず文挿入
  • 出所: ETS 公式の L&R 形式(2016年改定後)。公式ページは再取得していない(未再確認)
今回の位置づけ
  • Day 134〜158 は語彙群の識別が中心
  • 今回は語彙を1問も出さない(意図的)
  • 知識があっても前後の論理を読まないと落とす4問
  • 10/1 のバックフィル分(実行は 10/3)
解法の原則: 接続副詞は「しかし/だから」の訳を当てる前に、後文が前文のどこを埋めているかを言い換える。文挿入は本文の日付・数・条件と突き合わせる。

判断の型

141 接続副詞
Instead | Nevertheless | Otherwise | Likewise
Instead=代わりの手段/Nevertheless=前文が後文を妨げる事情のときの逆接/Otherwise=さもなければ/Likewise=同種の追加
142 倒置の Should
Should + S + 原形
If S should の If 省略。3人称単数主語でも後ろは原形
143 文挿入
this exception / in order of registration
前の語を受け、後ろの語に渡す。日付(Oct 14)・数・本文にない事実で消す
144 態×時制
By then / all structural work
主語が行為を受ける=受動。期限までの完了=未来完了

本文(メモ)

Questions 141–144 refer to the following memo.
制限時間: 2分30秒(全体スキャン15秒 + 解答135秒)

2:30

設問チャレンジ(4問)

選んで「答え合わせ」。正解は緑、誤答は赤で表示されます。

問 141接続副詞 — 置き換え vs 逆接
[141] に入る最も適切な語を選んでください。
構造: The shuttle plan ... has been withdrawn ... ------- , the company will reimburse ... transit fares
✓ 正解: (C) Instead
シャトルという手段が消え、代わりに別の手段(交通費補助)を出す=置き換え。
✗ (A) Otherwise: 「さもなければ」。条件が本文にない
✗ (B) Nevertheless: 前文が後文を妨げる事情のときの逆接。シャトル撤回は補助を出さない理由にならない。「撤回されたが補助する」と日本語で読むと逆接に見える罠
✗ (D) Likewise: 同種の事柄が続くときに使う。撤回と補助は同種ではない
問 142文法 — 倒置
[142] に入る最も適切な語を選んでください。
構造: ------- any employee wish to appeal a denied claim, a written request must be sent ...
✓ 正解: (A) Should
倒置の Should: "If any employee should wish" の If を省いた形。後ろの動詞は原形(wish)。
✗ (B) Would: 倒置の定型ではない(過去は Were、過去完了は Had)
✗ (C) If: "If any employee wishes" なら成立するが、後ろが原形 wish のため合わない
✗ (D) Unless: 「〜でない限り」。意味が逆
問 143文挿入 — 日付・数・事実の照合
[143] に入る最も適切な文を選んでください。
前: Employees who share a vehicle with at least two colleagues may park on Level A on weekdays.
後: Groups must register ..., and spaces will be assigned in order of registration.
✓ 正解: (D)
"this exception" で前文を受け、枠の上限を述べる。上限があるから後文の「登録順に割り当て」が成り立つ。
✗ (A): Level B は10月14日に閉鎖(第1段落)。10月31日までという日付と矛盾
✗ (B): 本文に「シャトルの登録」はなく、シャトルは撤回済み。本文にない事実
✗ (C): 単独運転者も可なら「相乗りの例外」の趣旨が崩れ、登録順の話とも合わない
問 144文法 — 態 × 時制
[144] に入る最も適切な語句を選んでください。
構造: By then, all structural work ------- , and Level B permits will be valid again ...
✓ 正解: (B) will have been completed
主語は工事(完了される側)=受動。"By then" は期限=完了形。
✗ (A) will have completed: 能動。目的語がない
✗ (C) will complete: 能動で、完了済みの意味が出ない
✗ (D) is completing: 能動の進行形。期限までの完了を表さない
スコア: 0 / 4(答え合わせ済み: 0問)

ヒント(段階開示)

141は訳語ではなく、前文と後文の関係(理由→結果か、置き換えか、逆接か)を先に決める。142は空欄の後ろの動詞の形を見る。
141: 前文の主語は「シャトル案」、後文の主語は「会社」。後文は前文の何を埋めているか
142: "any employee wish" の wish に -es が付いていない
143: 後文の "in order of registration" から言える、枠についての事実は何か。各選択肢の日付と数を本文と見比べる
144: 主語 "all structural work" は、完了させる側か、される側か
141: シャトルの代わりに補助金 → 置き換えの副詞
142: 倒置で if を省略する形 → 文頭は助動詞
143: 枠が限られる理由と上限を述べた文。10月14日閉鎖・シャトル撤回と矛盾する文は消える
144: 受動の未来完了 → will have been + 過去分詞

頻出語彙・表現

語彙 / 表現品詞意味例文
structural repairs名詞句構造補修工事The garage will close for structural repairs.
withdraw (a plan)動詞(計画を)撤回するThe shuttle plan has been withdrawn.
guarantee動詞保証する・確実に確保するThe owner could not guarantee enough spaces.
reimburse A for B動詞AにBの費用を払い戻すWe will reimburse staff for transit fares.
up to $60副詞句最大60ドルまでUp to $60 per month will be covered.
submit receipts動詞句領収書を提出するSubmit receipts through the portal by the fifth.
appeal a denied claim動詞句却下された申請に不服を申し立てるEmployees may appeal a denied claim in writing.
carpool group名詞句相乗り通勤のグループEach carpool group must register by Friday.
in order of registration副詞句登録順にSpaces are assigned in order of registration.
be scheduled to do動詞句〜する予定であるThe garage is scheduled to reopen on March 3.
Should + S + 原形倒置構文万一Sが〜するならShould you need help, call the help desk.

弱点パターン分析

パターン問われた内容定着ポイント
接続副詞の関係判定141: 置き換え(Instead)vs 逆接(Nevertheless)前文が後文を妨げる事情のときだけ Nevertheless。代わりの手段なら Instead
倒置の Should142: Should + S + 原形文頭の空欄+後ろが「3人称単数+原形」なら倒置
文挿入の照合143: 日付・数・登場する事実の突き合わせ本文に無い事実、日付が違う文、例外の趣旨を崩す文は落とす
態×時制144: 受動+未来完了主語が行為を受けるなら受動。"By then" は完了

よくある日本人のミス

ミス原因正しいアプローチ
141 で Nevertheless を選ぶ「撤回された。それでも補助する」と逆接に読む逆接は後文の動作が妨げられる場合。ここは代わりの手段
142 で If を選ぶ「もし〜なら」の最頻出語に飛びつく後ろの動詞の形(wish)と合うか確認
143 で (A) を選ぶLevel B と carpool が本文に出ていて関連が強そうに見える日付(10月14日閉鎖)と矛盾しないか照合
144 で will have completed を選ぶ完了形だけ見て態を見ない主語が工事か、業者かを確認

設計メモ(迷った他案と採らなかった理由)

迷った案採らなかった理由前提が変わったら
141 に Accordingly を入れる「撤回を受けて補助」と読め、Instead と正解が2つ近くなる前文に代替を直接示す語(in its place)を入れれば誤答にできる
141 に However を入れるNevertheless と同じ逆接群で差が付かない逆接2語を並べるなら後文に譲歩の合図(still)を足す
142 を Were の倒置にするDay 158 で仮定法を扱ったばかり。Should は「後ろが原形」の判断を問える直近で Should を出していたら Were/Had に替える
143 の誤答を無関係な話題にする易しすぎる(Day 155 の反省)。日付矛盾・本文にない事実・趣旨を崩す文の3種にしたPhase 6 では矛盾が数値1桁だけの誤答にする
144 を語彙問題にする今回は意図的に「論理と構文」に振った語彙が「要復習」なら次回の Part 6 で戻す

扱わなかった範囲

  • 本番 Part 6 は4文書16問。今回は1文書4問で、形式としては本番の 1/4
  • 語彙の識別問題と代名詞の指示対象は出していない
  • 接続副詞の However・Accordingly・Meanwhile・In fact などは選択肢に出していない
  • Were/Had の倒置は未出題。文書の形式はメモのみ
  • 用法の説明は一般的な英文法の理解に基づく。公式ページや辞書の再取得はしていない(未再確認)

自己評価(解いた後に記入)

正解数__ 問 / 4問
所要時間__ 分(目標: 2分30秒以内)
理解度
間違えた問題番号を記入してください
気づき・メモ自由記入
次のステップ:
発展: 倒置を Were/Had に替え、後ろの動詞の形で判定する問題。逆接2語(However/Nevertheless)を後文の合図で決める形