公式試験ガイド(2025 年改訂)準拠で全 5 セクションから厳選した 30 問。出題比重に合わせて S1=6 問、S2=8 問(★最大ウェイト)、S3=5 問、S4=8 問(★最大ウェイト)、S5=3 問。選択肢を選んで「採点する」を押すと、その場で正誤判定とポイント解説が表示されます。
20% / 6 問
S2 ★25% / 8 問
S318% / 5 問
S4 ★25% / 8 問
S512% / 3 問
出題範囲:リソース階層 / Shared VPC / IaC(Infrastructure Manager / CFT / Config Connector)/ Workload Identity Federation / GKE Fleet / Config Sync / Policy Controller / Cloud Workstations / Gemini。
シナリオ:Cymbal Bank は地方銀行 50 社の共同利用型基盤を GCP に構築。各銀行ごとに独立した課金・IAM 境界を持ちつつ、共通の VPC 基盤・監査ログ集約・Org Policy を中央 Platform チームが制御したい。1 銀行あたり 5〜10 プロジェクト、将来 100 社まで拡張予定。サブネット範囲は重複させたくない。
質問:最も適切なリソース階層・ネットワーク設計はどれですか。
シナリオ:SaaS 企業 LedgerPro は GitHub Actions から GCP にデプロイ。CISO 監査で「SA キーが GitHub Secrets に保管されている」ことが指摘され、6 か月以内にキー廃止が要求された。特定リポジトリの main ブランチからのワークフローのみ本番 SA を使用可能にしたい。
質問:最小権限で SA キーを廃止する設定として最も適切なのは。
シナリオ:GameStudio ZeroOne は新規 GCP プロジェクトで IaC を導入。要件は (1) GCP 専用、(2) Terraform を使いたい、(3) State 管理・Lock 制御の運用負担を最小化、(4) Cloud Build から IAM ベースで実行したい。マルチクラウド要件はない。
質問:最も適合する IaC ツールはどれですか。
シナリオ:IoT 企業 SensorWave は GKE 運用基盤を持ち K8s 文化が浸透。CI/CD は ArgoCD で GitOps を実装済。GCP リソース(Cloud SQL、Pub/Sub、GCS)も同じ GitOps フローで「マニフェスト → kubectl apply → 反映」したい。Terraform 新規導入は学習コスト高で避けたい。
質問:最も適合する IaC アプローチはどれですか。
シナリオ:グローバル SaaS の OmniSync は東京・米国・欧州・オンプレ(GKE on bare metal)で合計 12 GKE クラスタを運用。すべてのクラスタに同一の Network Policy、PodSecurity ポリシー、Namespace 構成を Git から自動同期したい。さらに team ラベル必須・特権コンテナ禁止などのポリシー違反を検出・拒否したい。
質問:最も適切な GCP サービス組み合わせは。
シナリオ:グローバル製造業 FactoryNet は GCP に 200 プロジェクトを持ち、SOC2 監査で「監査ログ(Admin Activity / Data Access)を 10 年保管」「Org 全体で 1 か所に集約」「BigQuery で SQL 分析」「セキュリティ重大度の高いものは即時 Pub/Sub 通知」が要求されている。Logging の _Required バケットは 400 日固定で要件を満たさない。
質問:この要件を満たす Logging アーキとして最も適切な組み合わせを 3 つ選びなさい。
出題範囲:Cloud Build / Cloud Deploy / Artifact Registry / Binary Authorization / Workload Identity Federation / SLSA / Software Delivery Shield / Secret Manager。試験で最大ウェイト。
シナリオ:Cymbal Bank の SRE チームは、毎晩深夜の脆弱性スキャン結果を Pub/Sub に publish している。CVE が HIGH 以上で検出されたコンテナイメージを自動的に再ビルド・再デプロイするパイプラインを構築したい。GKE 上で稼働、Cloud Build を CI、Cloud Deploy を CD に使用。
質問:このイベント駆動の自動再ビルドを最も適切に実現する Cloud Build トリガー設定は。
シナリオ:Altostrat Retail はマイクロサービス 30 個を GKE で運用。各サービスは個別のパイプラインを持ち、リリース時に dev → staging → prod という 3 段階を経て、prod は米国・欧州・アジアの 3 リージョンに同時並列デプロイしたい。
質問:Cloud Deploy で、最後の prod ステージのみ 3 リージョン並列展開する最も適切な構成は。
シナリオ:EHR Healthcare(医療 SaaS、HIPAA 規制下)の社内ポリシーで「本番デプロイは main ブランチからのみ・要承認・複数人レビューが必須」と定められている。リリースを作る人と承認する人を別人物にしなければならない。
質問:Cloud Deploy で職務分掌(separation of duties)を実装する最も適切な IAM 設計は。
シナリオ:Shipping Co. のチームは Cloud Build から VPC 内のプライベート GKE クラスタの API サーバとオンプレ DB(Cloud Interconnect 経由)に接続してデプロイ・データマイグレーションを実行する必要がある。現在はデフォルトの Cloud Build プールを使っているが、両方への接続が失敗する。
質問:この問題を解決する最も適切な構成は。
シナリオ:金融 FinTrust は GKE 上でアプリを運用。本番デプロイは「Cloud Build で署名されたイメージのみ許可」「未署名イメージはデプロイブロック・監査ログ出力」「gcr.io/google_containers/* は例外」という方針。SOC2 監査でサプライチェーンの完全性を示す必要がある。
質問:最も適切な GCP サービス組み合わせは。
シナリオ:SaaS の WorkTrack は本番 Web アプリを GKE で運用。デプロイは現在 kubectl rollout 一括で、リリース後にエラー率増加に気づくケースがあった。今後は「最初 5% トラフィック → 10 分間メトリクス検証 → 25% → 検証 → 100%」という段階的リリース・自動検証・自動ロールバックを GCP マネージドで実現したい。
質問:最も適切な実装は。
シナリオ:EC の RetailJet は Artifact Registry に Java(Maven)、Node(npm)、コンテナイメージを保管している。コスト調査で 3 年分のイメージが溜まりストレージ費が月 USD 4,000 に。古いイメージは利用されていない。さらに開発チームから「DockerHub レートリミットでビルド失敗」「同じ URL で本番用と開発用イメージを切り替えたい」という要望がある。
質問:この要件を満たす Artifact Registry の機能の組み合わせとして正しいものを 3 つ選びなさい。
シナリオ:サプライチェーン信頼性監査で、ビルドアーティファクトについて「誰が・いつ・どのソースから・どのビルダーで作ったか」を示す改ざん防止メタデータが要求された。さらに hermetic build(外部依存を排除した再現可能ビルド)の証拠も必要。
質問:この要件を満たす最も適切な仕組みは。
出題範囲:SLI / SLO / SLA / Error Budget / Multi-burn-rate / Service Lifecycle / Quotas / Reservations / DWS / オートスケール / インシデント緩和。
シナリオ:Cymbal Bank の決済 API チームは SLI / SLO / SLA を初めて整理。マーケティングは「99.9% を顧客契約に書く」、開発リーダーは「内部の判断基準として 99.95% を持ちたい」、SRE は「実測は過去 28 日 99.97% だった」と発言。
質問:SLI / SLO / SLA の数値関係として適切に整列している組み合わせは。
シナリオ:あなたの API は SLO 99.9%(30 日 rolling)で運用。今月の 15 日時点で累計ダウンタイムは 22 分。
質問:残りのエラーバジェットは何分? 残期間(15 日間)で同じ消費ペースを続けた場合、月末時点で SLO は達成できるか。
シナリオ:SLO 99.9%(30 日 rolling)の API があり、Cloud Monitoring で Multi-window multi-burn-rate アラートを設定したい。SRE Workbook の推奨に従って「Fast burn(クリティカル:Budget の 2% を 1 時間で消費するペース)」を設定する場合。
質問:推奨される Fast burn アラートの設定値は。
シナリオ:SLO 99.9% の API を運用中、過去 5 分間で 10,000 リクエスト中 600 件が 5xx だった。
質問:この期間の Burn rate はいくつ? Fast burn alert(threshold 14.4x)は発火する?
シナリオ:新しいリコメンデーション API の SLI を設計中。チームから候補:(1) Pod の平均 CPU 使用率、(2) クラスタの Node 数、(3) HTTP 5xx エラー率、(4) p99 レスポンスタイム。
質問:SRE Workbook の SLI 選定原則(ユーザーに影響する指標を選ぶ)に最も合致する SLI の組み合わせは。
出題範囲:Ops Agent / OpenTelemetry / Cloud Logging / LQL / Sink / Cloud Monitoring / GMP / PromQL / Cloud Trace / Cloud Profiler / Cloud Service Mesh / Gemini Cloud Assist。試験で最大ウェイト。
シナリオ:Cymbal Retail は約 800 台の Compute Engine VM 上でレガシーモノリスを稼働。これまで Legacy Logging Agent(fluentd ベース)と Legacy Monitoring Agent(collectd ベース)を個別にインストールしていた。SRE チームはエージェント管理を統合し、Google が今後機能追加する基盤に揃えたい。
質問:推奨されるエージェント構成は。
シナリオ:GKE 上で動くマイクロサービス群があり、OpenTelemetry SDK で計装済み。アプリは大量のトレースを生成するが、エラーや遅い trace は確実に保持しつつコストは抑えたい。OTel Collector を Sidecar / DaemonSet で導入する設計。
質問:Collector に設定すべきサンプリング戦略は。
シナリオ:医療系 SaaS の Cymbal Health は HIPAA 監査対応として「誰が患者データを読んだか」「誰が IAM ポリシーを変更したか」「誰のアクセスが VPC Service Controls で拒否されたか」を 7 年間保管する必要がある。
質問:追加で有効化が必要な Cloud Audit Logs は。
シナリオ:ネットワーク管理者が「特定の VM から Cloud SQL に接続できない」報告を受けた。原因が VPC 設定(ルート / FW / NAT / Private Service Connect 等)にあるのかを、トラフィックを発生させずに構成解析だけで特定したい。
質問:最初に使用すべきツールは。
シナリオ:既存 OSS Prometheus + Grafana を運用していたが、シャーディング・HA・長期保持の運用負荷が高く、PromQL は維持しつつマネージドに移行したい。さらに新規 GKE クラスタには Day 1 から Google 推奨の構成で導入したい。
質問:最適な構成の組み合わせは。
シナリオ:EC プラットフォーム ShopWave の月次請求書を確認したところ、Cloud Logging Ingestion 課金が先月の 3 倍(USD 18,000)に増えていた。原因を調査すると、GKE クラスタの Liveness/Readiness Probe(User-Agent: kube-probe/1.27)のヘルスチェックログが大量に取り込まれていることが判明。本番運用上、これらのログを残す必要はない。ingestion 課金を直接削減したい。
質問:最も効果が大きい対策は。
シナリオ:GKE で稼働する HTTP サービスについて、Managed Service for Prometheus にメトリクス http_request_duration_seconds_bucket{service, le} が記録されている。サービス別に p99 レイテンシをダッシュボードに表示したい。
質問:正しい PromQL クエリは。
histogram_quantile(q, sum by (le, <group_labels>) (rate(*_bucket[range])))。le を集約から落とすと壊れる。シナリオ:SRE オンコール担当者が「先週 1 時間あたり 5xx エラーが急増したサービスを特定したい」「特定アラートが鳴った根本原因の仮説を素早く欲しい」と考えている。Logs Explorer / Metrics Explorer に詳しくない経験浅めのエンジニアでも対応できる仕組みを導入したい。
質問:最も効果が大きい新機能は。
出題範囲:Cloud Profiler / Trace / APM / Active Assist / Recommender / Spot / CUD / SUD / Network Tier / FinOps。
シナリオ:ゲーム配信スタートアップ ArenaCast は Go 製のマッチメイキングサービスを GKE で運用。SRE から「p95 レイテンシが 250ms から 800ms に悪化したが、CPU 使用率は 30% のまま変化していない」と報告。Cloud Monitoring で確認しても CPU・メモリは正常、Cloud Trace では「アプリ内部の処理時間」が伸びていることだけ判明。コード行レベルでボトルネックを特定したい。
質問:Cloud Profiler で最初に確認すべきプロファイル種別は。
シナリオ:グローバル SaaS の InsightCorp は Org 配下に 300 プロジェクト。FinOps チームは「全プロジェクト横断で節約見込み額が大きい順にコスト最適化推奨を確認し、毎週 Slack に Top 10 を投稿したい」。手動で各プロジェクトの Console を巡回するのは非現実的。
質問:最も適切な実装アプローチは。
シナリオ:セキュリティ監査で「サービスアカウントに過剰な IAM 権限が付与されている」と指摘を受け、Cymbal Bank はラテラルムーブメント(権限を踏み台にした横断的攻撃)リスクの可視化と是正を求められた。「何が事実か(現状)」と「何をすべきか(処方箋)」を分けて報告する必要がある。
質問:Active Assist の機能の使い分けとして最も適切なものは。
各セクションの問題集(MD 版)にはさらに詳細な問題があります(計 105 問):