PCD 合格対策

用語集

PCD 頻出のサービス・概念をカテゴリ別にまとめたリファレンス。試験は日本語受験可ですが、選択肢やサービス名は英語ベース。日英対応を意識して暗記しましょう。

0 件を表示中

💡 暗記のコツ サービスは「役割の動詞」で覚える(Cloud Run=動かす/Pub/Sub=送る/Cloud Build=ビルドする/Cloud Trace=追跡する)。似たサービスはペアで対比(Cloud Run⇔GKE、Pub/Sub⇔Cloud Tasks、Workflows⇔Eventarc、ADC⇔WIF、IAM⇔Workload Identity)。

🚀 1. コンピュート

サービス説明主な使いどころ
Cloud Runサーバーレスコンテナ実行環境。HTTP/gRPC をリクエスト数連動でオートスケールステートレス Web/API、第1選択
Cloud Run JobsHTTP リクエスト不要のバッチ用。最大 24時間、並列実行可能定時バッチ、データ処理
Cloud Run Functions旧 Cloud Functions の後継。関数単位デプロイシンプルな関数
GKE (Google Kubernetes Engine)マネージド Kubernetes。Autopilot と Standard の 2モードマイクロサービス、特殊要件
GKE AutopilotGoogle がノードを管理。Pod の requests で課金新規ワークロードの第1選択
GKE Standardユーザーがノード管理。GPU・特殊 DaemonSet 自由GPU、特殊要件
Compute EngineVM ベースの IaaS永続接続、レガシー移行
Workload IdentityK8s SA に GCP SA を annotation で紐付け、Pod が SA の権限で動作GKE Pod から GCP API(SA Key 不要)
Workload Identity Federation (WIF)GCP 外(GitHub Actions, AWS, Okta)から OIDC で GCP API 呼び出しSA Key を発行しない外部接続

📡 2. メッセージング・イベント

サービス説明使いどころ
Pub/Sub1-to-N メッセージブローカ。毎秒数百万、at-least-onceファンアウト、ストリーミング取り込み
Cloud Tasks個別タスクのスケジューリング・リトライ細粒度制御順序付き、遅延実行、レート制御
EventarcGCP リソースイベント(GCS / BigQuery / Audit Logs 等 130+)を Cloud Run/GKE に届けるGCP イベント駆動
Workflows複数 GCP サービスを順次・並列・条件分岐で繋ぐオーケストレーション多ステップワークフロー
Cloud Schedulercron 的な定時実行。HTTP / Pub/Sub / App Engine定時バッチトリガ
Dead Letter TopicPub/Sub で配信失敗が続いたメッセージを別 Topic に格納失敗メッセージの分析・再処理
Ordering KeysPub/Sub の順序保証。同じキーは順序通り配信順序が必要な処理
Exactly-once deliveryPub/Sub Pull の重複なし配信オプション重複処理を避けたい

💾 3. ストレージ・データベース

サービス種別説明使いどころ
Cloud SQLRDBマネージド MySQL / PostgreSQL / SQL Server。リージョナル、強整合中小規模 OLTP
AlloyDBRDBPostgreSQL 互換、4倍高速、AI/ML 拡張高性能 PostgreSQL
Spanner分散 RDBグローバル分散・強整合・External Consistencyグローバル OLTP
FirestoreNoSQL ドキュメントリアルタイム同期、単一文書 ACIDモバイル/Web リアルタイム
BigtableNoSQL ワイドカラムペタバイト、毎秒数百万書き込み、ミリ秒読み取り、結果整合時系列・IoT・大量データ
Cloud StorageオブジェクトBLOB、ストレージクラス、署名付き URL静的アセット、バックアップ
BigQueryDWHサーバーレス SQL 分析、Storage Write API分析、AI/ML ワークロード
Memorystoreキャッシュマネージド Redis / Memcachedキャッシュ、セッション、レート制限
Cloud SQL Auth Proxy接続IAM 認証 + TLS で Cloud SQL に接続Cloud Run / GKE からの接続
Signed URLアクセス委譲一時的なアクセス権を URL に焼き付け、IAM 変更不要クライアント直接アップロード

🔐 4. セキュリティ・認証

サービス説明使いどころ
IAM「誰が・何に・何ができるか」を管理。最小権限の原則、グループ単位すべてのアクセス制御
Service Account (SA)アプリケーション用 ID。サービスごとに専用 SA を割当サーバ間認証
Application Default Credentials (ADC)環境変数 → gcloud → メタデータの優先順位で自動認証Cloud Client Libraries
Secret Managerシークレットをバージョン管理で保存、IAM 制御、CMEK 対応パスワード・API キー
Cloud KMS暗号鍵管理。CMEK、自動ローテーション、HSM暗号化鍵
Identity-Aware Proxy (IAP)HTTP(S) LB 前段で Google アカウント認証強制既存アプリへの認証追加(コード変更不要)
Identity PlatformFirebase Auth の拡張版。エンドユーザー認証SaaS、メール/SAML/OIDC/ソーシャル
Binary Authorizationデプロイ時の attestation 署名検証ポリシー改ざんイメージのデプロイ防止
Artifact Analysisコンテナイメージの脆弱性スキャンサプライチェーンセキュリティ
provenance「誰が・どのソースから・どのビルダーで」の証跡。Cloud Build は SLSA L3真贋検証
SLSAサプライチェーンセキュリティのフレームワーク(L0〜L4)レベル目標管理
VPC Service Controlsサービス境界、データ持ち出し防止規制要件
Cloud Service MeshGKE / Cloud Run のサービスメッシュ。mTLS 強制サービス間認証

🛠️ 5. 開発・ビルド・デプロイ

サービス説明使いどころ
gcloud CLIGCP の CLI ツールすべての操作
Cloud Shellブラウザベースのターミナル + 5GB 永続ホーム + プリインストール済みスキマ時間・出先
🆕 Cloud Workstationsマネージド開発環境。Configuration テンプレ化、永続ボリューム、企業ポリシー強制標準環境の強制
Cloud CodeVSCode / IntelliJ / Cloud Shell Editor の IDE 拡張。Gemini 統合IDE からの Cloud Run / GKE デプロイ
🆕 Gemini Cloud AssistGCP 全体に統合された AI アシスタント。コード生成、Logging クエリ、Trace 要約AI 駆動開発
🆕 AI コーディングアシスタントIDE 内で動くコード補完・生成 AI(Gemini Code Assist など)コード補完
🆕 MCP (Model Context Protocol)AI モデルが外部リソース(GitHub、DB、API)に接続する標準プロトコルAI ツール接続
Cloud Buildサーバーレス CI/CD。YAML 定義、Push/PR/Schedule/Manual トリガー、並列ステップビルド・デプロイ
Artifact Registryコンテナ + 言語パッケージのマネージドリポジトリ。Container Registry の後継イメージ保存
BuildpacksDockerfile 不要のソース→コンテナ自動化gcloud run deploy --source .
Cloud DeployGCP のマネージド CD サービスGKE / Cloud Run のプログレッシブデリバリー
Container Registry (gcr.io)旧コンテナレジストリ。非推奨移行対象

🌐 6. ネットワーク

サービス説明使いどころ
Cloud Load BalancingGCP のロードバランサ群HTTPS / TCP / Internal
HTTP(S) Load Balancingグローバル L7 LB。Cloud CDN 連携Web 配信
Cloud CDNGoogle の CDN静的アセット高速配信
Serverless VPC AccessCloud Run / Functions から VPC へのコネクタVPC 内 Memorystore / Cloud SQL
Direct VPC EgressCloud Run の VPC 内通信。コネクタ不要新規 Cloud Run の VPC 接続
Private Service Connect (PSC)公開 IP なしで GCP サービス・外部サービスに接続セキュアな接続
Apigeeエンタープライズ API 管理プラットフォームAPI バージョニング、レート制限、収益化
Cloud API Gateway軽量 API ゲートウェイ。OpenAPI ベースシンプルな API 認証・ルーティング

📊 7. 可観測性

サービス/用語説明使いどころ
Google Cloud ObservabilityLogging / Monitoring / Trace / Profiler / Error Reporting の総称
Cloud Loggingログ集約・検索。構造化 JSON ログ推奨ログ管理
Cloud Monitoringメトリクス収集・アラート・ダッシュボード監視
Cloud Trace分散トレース。spans を可視化、サービス境界の遅延特定レイテンシ調査
Cloud Profiler継続的プロファイリング。CPU / メモリ / ロック競合。低オーバーヘッド(< 1%)本番でのプロファイリング
Error Reportingエラー集約・グルーピング・通知。同一スタックトレースを1インシデント化エラー監視
OpenTelemetry (OTel)ベンダーニュートラルな計装フレームワークTrace / Logging / Monitoring エクスポート
W3C Trace Context分散 trace のヘッダ標準。traceparent / tracestateサービス境界での trace 伝播
SLO (Service Level Objective)サービスレベル目標。99.5% など運用判断
Error Budget100% - SLO。許容できる失敗の割合新機能リリースの判断

💡 8. 設計パターン・概念

用語説明
指数バックオフ + ジッターリトライ間隔を 2倍ずつ伸ばし、ランダム揺らぎを加える戦略
Cache-Aside「キャッシュを読み、なければ DB から取得してキャッシュにも書く」基本パターン
Cache Stampedeキャッシュ Miss が同時多発して DB が殺される現象。Probabilistic Early Expiration / Lock + Refresh で対策
Idempotency Key冪等でない API(POST 等)のリトライ安全化キー
Circuit Breaker下流が死んだ時、リトライを一定期間停止する設計パターン
Pod Disruption Budget (PDB)Kubernetes の「最低 N 個は稼働させる」制約
Horizontal Pod Autoscaler (HPA)K8s の Pod 数オートスケール。CPU / Memory / Custom / External Metric
Vertical Pod Autoscaler (VPA)K8s の Pod リソース要求量を自動調整
liveness probe「Pod が生きているか」を判定。失敗 → 再起動
readiness probe「Pod がリクエストを受ける準備ができたか」を判定。失敗 → Service エンドポイントから除外
startup probe重い初期化アプリ用。成功するまで liveness を開始しない
Canary Release新版を一部トラフィックで試運転、問題なければ拡大
Blue-Green Deployment新旧2環境を切り替えるリリース

📦 9. その他重要用語

用語説明
gRPCHTTP/2 + Protocol Buffers のサービス間通信フレームワーク
RESTHTTP/JSON ベースの API スタイル
JWT (JSON Web Token)Header.Payload.Signature の3部構成のトークン
OAuth 2.0認可フレームワーク
Cloud Audit LogsGCP リソースへの操作ログ(Admin / Data Access / System Event / Policy Denied)
Organization Policies組織レベルで GCP 構成を強制(リージョン、Public IP 禁止等)
CMEK (Customer-Managed Encryption Keys)顧客管理の暗号鍵。Cloud KMS で管理
CSEK (Customer-Supplied Encryption Keys)顧客提供の暗号鍵。GCP に預けない
🎯 暗記の最後の砦 試験直前は Section 1 のストレージ意思決定ツリー非同期メッセージング 4種認証パターン 5種 を声に出して即答できるか確認してください。